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ハロー、エズリナです ☺️

  • 執筆者の写真: Ezlyna
    Ezlyna
  • 2025年12月26日
  • 読了時間: 3分

マレーシアンリンクにて、ストラテジーパートナーを務めています。


これまでの社会人生活の多くを、複数の国での居住および業務を通じて積み重ねてきました。外交、開発分野、テクニカル分析、言語サービスなど、分野自体は一見すると大きく異なります。しかし実務を通じて共通して学んだのは、制度や文化の間を行き来するという経験は、決して手続きや制度対応だけにとどまらないということです。未知の環境の中で、人が自らの立ち位置を理解し、納得しながら生活を築いていく過程そのものだと感じています。私はその「狭間」にある部分に一貫して関心を持ってきました。


移住やエキスパートの生活について語られる際、多くの場合、話題は実務的事項に集中します。ビザ、住居、教育機関、金融機関、医療制度など、いずれも重要な要素です。一方で、日常の中で生じる小さな迷いや戸惑いについては、あまり言及されません。これは適切なのだろうか。質問しても問題ないのだろうか。なぜか違和感がある。こうした感覚は公式なガイドには表れにくいものの、実際には「その国でどれだけ安心して生活できるか」を大きく左右しているように思います。


私は、統合や適応は必ずしも劇的である必要も、過度に形式張ったものである必要もないと考えています。厳格なルールよりも背景や文脈が共有されることのほうが、人は落ち着いて行動できるものです。文化理解は研修や説明会よりも、日々のやり取りを通じて深まっていきます。また、「完全に溶け込むこと」を目指さなくても、安心して生活することは十分に可能だと考えています。


すべてのエキスパートがローカルのような生活を望んでいるわけではありません。それで問題ありません。ただ、誰もが日常生活において過度な不安や自己疑念を抱え続けることなく行動できる環境は必要だと感じています。この考え方が、マレーシアンリンクにおける私の役割の根幹になっています。


私の役割は、大きな方針を掲げること以上に、丁寧に問いを立てることにあります。実際に何に困っているのか。どのような前提が無意識に置かれているのか。人と人をつなぐ支援になっているのか、それとも情報提供にとどまっているのか。私にとっての戦略とは、立ち止まり、状況を注意深く見つめることでもあります。


マレーシアは、多層的で繊細、かつ極めて多文化的な社会です。簡潔に説明できる国ではありません。滞在期間が長くなるほど、その複雑さが見えてきます。マレーシアンリンクには、そうした現実を正直に反映しながらも、構えることなく関われる場であってほしいと考えています。好奇心を持つこと、迷うこと、学び続けることが自然だと受け止められる空間です。私たちの取り組みが、誰かの不安をわずかでも和らげ、生活をより安定したものにできるのであれば、それ自体に十分な意義があると感じています。


派手さや即効性を追求するつもりはありません。静かに支え、自然なつながりを育み、統合を「成果」ではなく「過程」として捉えるプラットフォームでありたいと考えています。この取り組みに関われていることを大切に思い、今後も一歩ずつ、着実に形づくっていきたいと考えています。


📷: ヌライシャムスズラ ロザイディ
📷: ヌライシャムスズラ ロザイディ

 
 
 

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