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ルマングではない:間違えやすいマレーシアの料理5選 🍚🤔

  • 執筆者の写真: Ezlyna
    Ezlyna
  • 5月11日
  • 読了時間: 3分

マレーシアでは、見た目と中身がまったく違う食べ物に出会うことがあります。一見するとルマングのように見えても、一口食べると全然違う料理だったということも少なくありません。竹に入れて炊いたもち米で知られるルマングには、よく似た料理がいくつかあります。


葉や竹に包まれた米料理はルマングだけではなく、よく見ないと違う料理を注文してしまうこともあります。


今回は、特にルマングと間違えられやすい5つの料理をご紹介します。


1. ナシ・バンブー:ルマングではありませんが、同じくらい美味しいです

ナシ・バンブーは見た目がルマングにとてもよく似ています。どちらも竹の中でご飯を炊きますが、味や食べ方は大きく異なります。ナシ・バンブーは、香草と一緒に蒸され、ココナッツミルクが加えられることもあります。濃厚なグレービーやおかずと一緒にいただきます。スンガイクラの「ナシ・バンブー」などでは、できたての温かい状態で提供されることが多いです。お祝いの季節に限らず、日常的な食事として楽しめます。


2. プルット・パンガン:葉に包まれたスパイシーなご飯

プルット・パンガンも、もち米をバナナの葉で包んだ料理です。ただし、中には干しエビとすりおろしたココナッツを使ったピリ辛の具が入っています。香ばしさを出すために炭火で焼かれることが多く、ナイトマーケットや屋台でよく見かけます。小さくて食べやすく、しっかりとした味付けが特徴です。


3. タパイ:発酵の風味が特徴のもち米

バナナの葉や小さな容器に入ったタパイは、見た目は甘いお菓子のように見えるかもしれませんが、実際は発酵させたもち米です。ほんのりとした酸味と、少しお酒のような風味があります。冷やして食べるのが好きな方もいれば、その独特な味に驚く方もいらっしゃいます。ルマングのつもりで口にすると、意外性にびっくりするかもしれません。


4. ケトゥパット・パラス:三角形の葉包みにご注意を

ケトゥパット・パラスもルマングとよく間違えられる伝統料理のひとつです。もち米をココナッツミルクで炊き、ヤシの葉で三角形に包んであります。ルマングと同じくお祝いの場でよく食べられますが、こちらは茹でて調理されるため、燻製や焼き調理ではありません。ハリラヤの時期には、レンダンやセルンディンと一緒に提供されることが多いです。


5. ナシ・トゥンパン:見た目は似ていますが、中身は別物です

クランタン発祥のナシ・トゥンパンは、バナナの葉で包まれた円錐形のご飯料理です。ご飯の間にカレーやセルンディンなどの具が何層にも重なっています。外見はルマングのように見えますが、切ってみるとまったく別の料理だとわかります。もともとは漁師や農民が外出先で食べるために作られていた、携帯しやすいお弁当のような存在です。


マレーシアンリンクでは、このようなちょっとした驚きを外国人の方と共有することを大切にしています。思っていたのと違ったロティ・チャナイや、ルマングと見間違えたタパイなど、マレーシアの食文化の面白さや奥深さをご紹介しています。


現地の食べ歩きやカルチャーツアーでは、料理の背景や見分け方、現地での注文のコツなども丁寧にご案内します。


マレーシアには多彩な味覚があり、それを知ることで生活がより豊かになります。分からないことがあれば、いつでもご相談ください。地元の人のように、自信を持ってマレーシアの食文化を楽しめるよう、全力でサポートいたします。

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ナシ・バンブーの写真: ハピズ ロスリ

 
 
 

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