メルデカ2025:地域の混乱の中で歩みを続けるマレーシア 🇲🇾
- Ezlyna
- 8月31日
- 読了時間: 2分
今日はマレーシアの独立記念日
今日は2025年8月31日、マレーシアの独立記念日です。1957年に独立を果たしてからの道のりを振り返り、これからの未来を考える日でもあります。
ASEANの状況:インドネシアでの不安
マレーシアが団結を祝う一方で、隣国インドネシアでは深刻な混乱が起きています。議員宿舎手当への反発や、配車アプリ運転手がデモ中に警察車両にひかれて亡くなった事件をきっかけに、抗議活動が暴力的になりました。西ヌサトゥンガラ、中部ジャワ、西ジャワの地方議会庁舎が放火され、マカッサルでは3人が死亡し、多くの人が建物に閉じ込められる悲劇も発生しました。プラボウォ大統領は中国への訪問を中止し、政府は冷静さを呼びかけるとともに、SNSでの誤情報拡散を抑えるためにTikTokライブ配信を一時停止しました。
この状況は、どの国も完璧ではなく、地域の安定がいかに脆いものであるかを思い起こさせます。
マレーシア:平和を保ちながら前進
こうした状況の中でも、マレーシアは比較的平和な国として評価されています。2025年の世界平和指数では1.469点を獲得し、163か国中13位にランクインしました。2024年の10位からは少し下がりましたが、依然として「緑のゾーン」に位置しています。社会の安全、政治の安定、暴力的な対立の少なさが高く評価されています。
しかし、この位置に安住することはできません。世界全体では平和が後退し、多くの地域で軍事化が進んでいます。マレーシアは安全保障の強化やコミュニティの団結を促す取り組みを続け、これからも前進していく必要があります。
小さな国、大きな夢
マレーシアは国の規模としては小さいですが、志は大きい国です。単に物価が安い国としてではなく、駐在員や旅行者から「学ぶに値する国」として尊敬される存在を目指しています。文化の豊かさ、革新性、そして包括的な精神は、これからの成長の大きな資産です。着実な努力を続ければ、ASEANや世界でより大きな役割を担うことができるでしょう。
行動へ:振り返りから未来へ
この独立記念日には、完璧さではなく進歩を祝います。多様性の中に築かれた団結と、これまでの歩みの中で示された強さを大切にします。そして未来を見据え、マレーシアが通り過ぎる国ではなく、尊敬され、学ばれる国となることを願います。
メルデカ・デーおめでとうございます。これからも平和と自信、そして大きな志を持って進んでいきましょう。




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